卵巣癌ステージ4bの日々

卵巣癌の告知から手術経緯、化学療法、家族との暮らしを面白エピソード踏まえて伝えたい

手術前の検査と説明、現代女性の生理回数にも言及

手術日が決まると術前検査が色々…とある。

CT、MRI…。

また卵巣や子宮を切除する際に、尿管を傷つけてはいけないので…チューブを通すとのこと。

泌尿器の検査もして手術当日の説明も泌尿器科専門医から受けた。

そして、手術してから病理検査になるが…。

5年前に※チョコレート嚢腫と診断されていることから、鉄分が酸化して酸化鉄になった場合、癌化すると明細胞癌の可能性が高いと…担当医から説明を受けた。私はチョコレート嚢腫って生理の時の血液が残って溜まるんですよね…閉経すると萎縮するんじゃなかったですか?癌化することもあるんですか?

改めてお尋ねをしたところ、今はチョコレート嚢腫

は癌化するリスクがあることをお話している…

現在は、昔と違い生理回数も5倍に増え、450回

排卵の度に…組織が修復を繰り返し、婦人科系の病気も増えているとのこと。

…この断捨離先生からの説明には主人、長男、次男も含め男衆ばかり3人が同席。

わからないながらも、必死で先生からの説明をメモする主人、ずっと真摯に話を聞く長男、

と、次男からまさかの彼女の体調に関する質問が…

断捨離先生は遮ることもなく、Z世代の話にも耳を傾けてくださり、「これからの若い世代こそ、知見を深め予防していくことが大事」と、とても貴重な話をされた。

ただ、「今は私だけを診てほしいです!」

と思わず言ってしまった。。

内臓の?断捨離先生と出会う

午後から予約もせずに紹介状だけで産婦人科に
飛び込み、どのくらい待ったのかもわからないまま
内診室に呼ばれた。
仰向けになったカエルのような感じで、ボンヤリしていたら、見かねた看護師さんが「一度閉じますねー」と
電動椅子が閉まった途端、先生が来られた。。
内診してすぐに「あ〜ボコボコしてるねえ」
そして経膣エコーでも「左卵巣の腫瘍がかなり大きくなってる。10センチ以上あるね」とのこと。良性とは考えにくいから、手術して取り切れるだけ切除する方が良いと話された。呑気にも私は、「9月19日だから1ヶ月後…くらいですか。」とお尋ねすると、そこまでは待てないなぁとのこと。予定では10月11日に手術しようということになった。
この時点では会社に説明して、引き継ぎも2週間無い…という冷静な考えと、訳のわからないモノが体の中で大きくなってるんだ。。
というコワさのふたつだったが、間も無く怖さ…の方が勝ってしまった。お腹の中が、何となくポコポコしている(成長している)感じがしたのだった。
結局、私の方から11日よりも早くに手術出来ませんか…と無理なお願いをしてしまった。
先生は色んな事前検査予定も、再度設定し直すことになるのを承知で、「4日であれば出来るよ、そうしましょう」と検査部門やら、他の泌尿器科にもかけあってくださった。これまで、先生がこんなにも患者に寄り添って対応して下さる姿を見たことがなかったので、本当に嬉しかった。。
断捨離先生とは→私が勝手に思っているだけだけど…
このようなご縁で出会うことになった。

9月18日の幸福感からの19日急転直下

東京タワーをバックに、ゆったりと歌うテテ。

輝くものを2つあわせたらどうなるの!

もう画面が眩すぎる〜。日本の地上波LIVEの画面をうっとり眺めていた、2023年9月18日…。

翌朝、テレワークの私に健康診断血液検査で異常値が出たので至急保健センターまで来てほしいとのこと。急ぎ駆けつけると、子宮系の腫瘍マーカーに高い値が出ている、すぐに紹介状書くから地元の病院に飛び込んで…と。

そのままUターン、電車の中ぼんやり明るい景色を見ていると、思わず視界がボヤける。こんな昼間っからおばさん泣いてたら滑稽やん…と思いながらもポトポト溢れてきてどうしようもなかった。

18日の幸福感からの19日の急転直下の出来事、

確かに胃の膨満感はあった…胃カメラも8月にのんで

異常なかった。なんでだろ?おかしいな…とは思ってたけど…子宮系?腫瘍マーカー?

病院にたどり着く迄、ぐるぐると同じ疑問が巡る。私のお腹の中で何が起こってるの?

9月19日、お天気の良い昼下がりの病院。

それが始まりの1日だった。